いつもの散歩道に佇むりんごの木。
採れたての野菜を使ったおばあちゃんの料理。
広々とした田んぼの向こう側に見える山々。
生活の道具として使われ続けてきた、
南部鉄器や岩谷堂箪笥。
決して豪華なものじゃない。
きらびやかなものじゃない。
何気ない日常に、
届けたい風景が広がっている。
これまでの観光は、
ひとことで言えば〈大きな観光〉
大人数がバスで移動し
つくられた観光施設に訪れる
スケールメリットを生かした
安価で旅行しやすいパッケージでした。
これからは、〈小さな観光〉の時代
地域の暮らしや伝統的な文化を深く掘り下げて
地域を味わう旅がはじまります。